かなりの電車好きの我が息子、ふっくん。
前から記号など、文字や言葉にも興味がある方でしたが
3歳になるまでに、なんとひらがな、カタカナ、アルファベットを読めるようになっていたのです。

もしやうちの子って天才??(親バカ)
その成長に一番貢献したのはこの絵本だ、と自信を持ってオススメできます。
線路をなぞっておぼえるシリーズの紹介です!
共通して言えること
のりものえほんシリーズのチームが作った知育えほんで、
現在ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字の4種類展開中。
視力がしっかりしてきた3歳あたりからは、
文字がすこし小さくても、情報をたくさん伝えられる
このシリーズはかなりオススメです。
見開き左ページに線路で作られた文字が載っているので
指やおもちゃでなぞりながら、楽しく文字学習ができます。
そして絵がどれも精巧で丁寧!
『視覚デザイン研究所』が発行しているので、挿絵としての絵ではなく本格的で、
そのおかげで記憶に残りやすかったりするそうです。
あいうえお でんしゃ じてん
第1弾だけあってシンプルなつくり。
でも第3弾の英語からはじめてしまった私としては…若干情報量が物足りないかな。
・”あ”(など、全部で46文字それぞれ)の付く列車と、”あ”のつく言葉
・”あ”の付く列車の路線図と日本地図
・”あ”が使われる例文
・”あ”の付く駅
・”あ”の文字のかたちと書き順
例文が幼児には伝わりにくいものの、色々な電車が出てくるのでふっくんは長く続けられました。
コンパクトサイズなので、おでかけにも便利!
ふっくんの場合は小さい電車の玩具を線路に走らせてました。
全国の電車路線図、巻末にあいうえお表もあるので、入門編にはぴったりです。
かずとすうじ でんしゃ じてん
ひらがなに比べたら、数字なんて10ページしかネタないじゃん?一体何が載ってるんだろう??と思っていました。
だがしかし!!いい意味で期待を裏切られました…これは自信をもってオススメする絵本です!
と言うのも、『線路をなぞる』が10まで終わったら、なんと『数を数えよう』のコーナーが始まり、
見開き1ページで10両ずつ、100両目まで数えてみよう!!と電車のオンパレード!
これが凄い^^;
この100両が、実際にある電車を精巧な絵で描いた100両!
しかも窓からは色々な動物が顔を出している。
さらに、欄外には『同じ絵を探して数えてみよう』と、物の種類によって数え方が違うこともご教授いただけます。わぁーお
何気ないシーンの中に、間違い探し的な発見がいっぱいあるので、
子供だけでなく、親も真剣になって見入ってしまいそうです^^
こんなに言うと、情報がてんこ盛りでがちゃがちゃした印象ですが
絵の部分が多いので絵本として世界に入りやすい。
さらにさらに『数字の役割』として重さや物の値段などにも使われていることを紹介!
数字関連のことを子供に分かりやすく伝えるために、かーなーり役立ちます。
ABCのでんしゃ じてん
・”A”(など、全部で26文字それぞれ)の大文字、小文字。その読み方。
・”A”が付く列車と、その路線図
・”A”の付く単語とそれに関連する絵
『その文字から始まる駅』は減ったものの、
『その文字が付く単語』が5,6個載っている。
しかも、ただ単語として載っているのではなくその絵がメインの電車と一緒に絵で表現されているので
子供の記憶にも残りやすそうだし、親も伝えやすい!
少し違和感と言うか、時代を感じたのは、単語に書かれている読み方。
カタカナで書かれているけど、Drが「ダクタァ」とか…発音良さげ。
いや、良いことなんだけどねw
(「英語の書き順・発音に正解はありません。多くの人に書きやすい書き順・聞き取りやすい発音を採用しています」との注意書きがありました!)
26文字終わった後は『英語でなんて言うの?』のコーナーにうつり
乗換中や公園で見るものが、英語ではどう表現するのか
こちらもきめ細やかな絵と共に単語を紹介。
カタカナが読める子なら、親と一緒に「噴水はファウンティンって言うんだね!へー」と興味のあるものから読んだり、楽しく学べそう♪
カタカナ せかいのでんしゃ じてん
線路をなぞるシリーズ第4弾は、待ってました、カタカナです。
そして世界の電車!!
上3つはずっと日本の電車ばかりでしたので、正直「もうほぼほぼ知ってるよー」と思っていました。
でも残念、世界は広い!w
知識欲はどんどん広げていった方がいいですね。
・”ア”(など、全部で46文字それぞれ)の文字の形と書き順(+はらうorはねる)
・”ア”の付く国、国旗、その国のことばで「こんにちわ」
・その国の代表する食べ物や特産品、世界遺産など
・その国を走っている列車3,4種(メインの列車の解説あり)
・その国の地図と登場する列車の路線図
・世界地図の中で国の位置を確認
・”ア”のつく言葉
…箇条書きにしましたが、第1弾のひらがなよりも、なかなかの情報量になっているのが伝わるでしょうか。
巻末にあるあいうえお表も、ひらがなとカタカナどちらもあり
ふっくんは覚える過程でその2ページを行ったり来たりしていたので、そのページだけヨレヨレびろびろに…w

ひらがなとぜんぜんちがーぅ。
記号が好きで、国旗にも興味を持っていたので
「この前レストランで見たこの国旗はイタリアなんだねー。この国にはこういう電車が走ってるんだねぇ」と、電車を絡めるとさらに興味を持ってもらえるので、
教えがいがあります。
つまり、全シリーズおすすめ
絶対買い!!我が家は買ってよかった。
おすすめ理由は、文字や数字だけではなく、数えかたや国旗など日常では派生して教えにくいところもカバーしている。
何より絵が細かいので、言葉で伝えても分かりにくいことも、目からの記憶として残りやすい。
写真…よりも、電車と一緒に絵が描いてあることに意味があると思う。
だって、電車があるとないとじゃ、見ようとする姿勢から違うから(ふっくんだけ?w)
電車好きな子に文字を学習してほしいなぁーと考えた時、
嫌味がなく紹介しやすいから、本人も楽しみながら読んでくれるはず!
ひらがななどは下積みが少しはあったものの、
カタカナに関しては完全こちらの絵本のお陰です。
「ひらがなは他の本とかで見たから…」と言う方には、カタカナだけ読むーでもOKなので
ぜひ気が向きましたら、本を開いてみてください。
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