生後間もない、か弱いベビー相手におっぱいを飲ませることが
こんなにもむずかしいと思っていませんでした…。
今日は授乳の仕方と
私がぶち当たった、乳首のサイズに関する壁の話です。
育児の基本『授乳』 産院での指導内容
私が出産した産院では、産後翌日から数日指導と言って、初産の方限定でその日から役立つ様々なことを助産師さんが教えてくれます。
授乳もげっぷのさせ方もミルクの作り方も、 基本を習うことから始まり、その後個人個人にアドバイスをしてくれると言うもの。
以下は授乳の私の覚え書きです。
・肩など体を少し動かしたり、おっぱいをマッサージしてから授乳をすることで、おっぱいを出やすくする
・自分はいい姿勢で、赤ちゃんの体を近付けるように乳首をくわえさせる
自分が無理してると、肩こりなど、体にガタが来ちゃいますからね!!
・赤ちゃんの鼻を潰して呼吸を止めないように!胸を潰すように指で押したり、赤ちゃんの顎を少しあげるようにする
・乳輪を全部吸わせるように、乳輪との色の境目を指でしっかり持ち、奥までくわえさせる
ネットで読んだことはあったけど、かなり緊張しました(;>_<;)
初回は片乳5分ずつほど吸わせるも、 おっぱいが大量に出るわけもなく
ザおままごと!みたいな感覚でした。
でも二日目からは、ふっくんが少し大きく生まれたからか、吸い付く気は満々!!
そこからは指導で色々な助産師さんに口を揃えて言われる事になるのです…
(ちよみさんのおっぱいは)乳首が短くて
赤ちゃんが吸いにくいようですね
想定外!乳首が短いと言う壁
短い??
じゃあどのくらいが普通なんじゃ!!
当時わたしは、陥没とか、乳があまり作られないーとかなら聞いたことがありました。
が!
乳首の長さが関係あるなんて考えたこともありませんでした…。
乳首が短いと何が問題かと言うと赤ちゃんがおっぱいをくわえにくい=飲みにくいのです!
生まれたばかりのベビーは目がほぼ見えないので
舌の上に乳首が乗って、初めて『あ。これがおっぱいなんだ』と分かり、吸い付くと言います。
しかし乳首が短いことで、乳首が舌に乗せにくい…
ギャンギャン泣いてる赤ちゃんは特に舌が巻き上がって、乗せる事はほぼ無理なのです…
新鮮なミルクが大量にできてようが
乳首をくわえられなければ、
おっぱいを飲むことができないのです!Σ(ノд<)
お腹減ってギャン泣き→
おっぱいを近付けるも、どこが乳首か分からない→
おっぱいをくれないんだぁーと、反り返ってギャン泣き
… はい、エンドレス( ;∀;)
前回のスケジュール見ていただいた方はお分かりかもしれませんが
かーなーり授乳指導されてます。
元々の予定もありましたが、私が切羽詰まって助産師さんに頼んだものも含まれてます。
そのくらい、授乳が大事なのにうまく出来なかったということ…
乳首の理想は1cmあるといいそうですが…
私の乳首は手の小指の爪以下の短さです;
妊娠時からおっぱいマッサージしてたし
母も祖母もおっぱい事体はかなり出たようなので、量に関してはあまり心配してませんでした。
なのに、飲んでくれないなんて…
乳首が短くてもおっぱいを吸わせる方法
では、そんな私がどうやって授乳の闇を乗り越えたのかと言うと
文明の機器と、精神的な成長によるものでした。
前回のマタニティブルー編でも触れましたが、泣いてるとこちらも焦って、
闇雲にでもおっぱいを吸わせようとする精神状態でした。
でもそれより、クッションとかふっくんの姿勢とか
指導で教わった基本をしっかり整えてから、乳首をくわえさせた方が、良く飲めてご機嫌もいい事に気付いたのです。
急がば回れと言う奴でしょうか。
無理に焦っても仕方ない(ヾノ・∀・`)
そして文明の機器ですが、搾乳機と乳頭保護器に、かーなーり助けられました。
お助けアイテム①搾乳機
搾乳(さくにゅう)とはお乳を絞り出す事!
そう!もれなく牛さんになった気分です!
昔の人は手でお乳を絞ってたそうですが、専用の機械もあります。
乳頭保護器に慣れる前、直接吸ってくれないふっくんのために搾乳しておいて、哺乳瓶母乳を与えていました。
その方が栄養もいいし、体的にも母乳の量を増やしていくことができました。
おっぱいをしっかり絞り切ると、乳腺が『この子はもっと飲むのか!もっと作らなきゃ足りないわ』と頑張ってくれるようになるからです。
お助けアイテム②乳頭保護器
そして、もう一つの乳頭保護器とは
理想的な長い乳首の形を模したシリコン製のもので、本物の乳首にかぱっと被せて使います。
コレ!
乳首にキズがついてしまった方用だと勘違いしていたんですが
理想的な乳首の形をしてるので、陥没乳首など形に問題のある方や、
大きすぎる乳首などサイズに問題のある方の乳首でも
おっぱいを吸いやすくするという優れもの!!
これには本当にとっても助けられました。
最初は上手くいきませんでしたが、
(乳頭保護器が)一枚間に入ってても直接吸ってくれるようになると、乳首が少しずつ伸びたり、抱き方の練習にもなります。
そして少し吸ってから保護器を外し、本物の乳首を吸わせることで
理想の乳首でなくても吸ってくれるようになりました。
私は最初5分間、保護器ありでおっぱいを吸ったら、ありの時間を4分、3分と徐々に減らし
保護器がなくても吸えるようになったのは生後6週頃でした。
直接吸ってる!!ありがとう!(;;)
思わず涙が出ちゃうほど嬉しかったです。
ふっくんの吸い方も、ちよみのおっぱいも
お互いが授乳に慣れることが出来たんだと思います。
まだまだお互い未熟だけど、一緒に頑張れば出来ないことはない!!
皆さんも少しずつでいいので、ベビーと二人で、 一緒に一人前になりましょう(*´ー`*)
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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